アボリジニーとアセンション

2008年7月16日

7月初旬の「ワイルドフラワー講座」から始まり、先日のヒマラヤのワークショップにいたるまで、やたらとオーストラリアの先住民である”アボリジニー”が今かなりのマイブームです。
というのは、「オーストラリアンワイルドフラワー」のアドバンス講座をスクールで開催したときに、オーストラリアの先住民である、アボリジニーの話題が出て、「ミュータント・メッセージ」(マルロ・モーガン著・角川文庫)を借りていてまだ読んでいなかったのをふと思い出しました。
「ミュータント・メッセージ」とは、アボリジニーと一緒に3ヶ月間、バックパックでオーストラリア大陸を横断した白人女性の実話です。
ちなみに、ヒマラヤの創始者タンマヤも、オーストラリア人で今もグラガ山の近くに住んでいますので、ワークショップ中もアボリジニーの曲で瞑想したりしていました。
そして、「ホワイトオーキッド」のエッセンスの説明のときに、このエッセンスを飲んで、過去生の記憶で、惑星が爆発したときのショックを突然思い出したという話を聞いて、なぜか強烈に飲んでみたいと思い、早速その日の夜から飲み始めました。
そして、次の日、ワークショップに行く最中の電車の中でも、本を読んでいたところ、最初はただの旅行記だと思って気軽に読んでいたのですが、実は、アボリジニーたちが今回初めて白人女性を連れて旅をした理由というのが、地球創世記から5万年にわたって生存し続けてきたアボリジニーたちは今回の世代で自ら子孫は作らずに、この世代で地球を去ることを決めたということを伝えるために、主人公の女性と一緒に旅をしたということだったのです!
理由は、地球の環境破壊が著しく、これ以上、自分たちがこの惑星で行き続けていくことが難しいということを自ら判断したから、ということでした・・。
この部分を読んだとたん、とにかく、頭を金槌でたたかれたかのような衝撃を受けました。
また今まで沢山のチャネリング本も読んできましたが、最も衝撃を受けた一文でした。
これまで、地球に一番根付いていきてきた先住民のアボリジニーでさえも、ついに地球を去ること(=アセンション)を決めたという事実の、深くて重~いショックを・・。
そして、やはり、今の地球は本当に末期的な症状なのだなということを痛感したのでした・・・。
そして、午前中のワークショップの後、皆で楽しくランチをしていたときに、アボリジニーの話になったので、ちょうど朝の電車の中で読んでいた部分を説明しようとしたとたん、頭は冷静なのに、なぜか急に涙がとまらなくなってしまったのです。
普段、人前で食事中でいきなり泣き出すということはありえないことだったので、自分で突然泣き出したことに対して本当に驚きました。
確かに「ホワイトオーキッド」の説明文の中は、ハートを開いて1オクターブ上まで引き上げ、深い悲しみを手放すというものでした。
まさか、飲んで翌日にいきなり食事中に人前で号泣することになるとは、本当にビックリしたと同時に、あまりに効果の早さに驚いたのでした。
・・・おそらく、私の中に、過去にアセンションに失敗した深い悲しみのようなものがあったのではないでしょうか。
・・・また、今生ではそれを二度と繰り返したくないという強い信念から、今もアセンションについて過敏に反応してしまうのではないでしょうか。
いずれにしても、これはかなり深い部分でのトラウマであり、魂レベルでの傷が浮上してきたといえそうです。それも、たった1日で!!おそるべし、ヒマラヤエッセンス!
それにしても、地球最初の先住民と言われているアボリジニーが2012年を待たずして、自らアセンションを決意したという事実。
アセンションは、必ず2012年にしなければいけないというわけではもちろんありませんし、それ以前にアセンションしてもいいし、逆に2012年以降も転生の旅を繰り返してもいいわけなので、すべてはその人の魂の意思次第。
しかし、古代から自然と同調して地球を決して傷つけることなく生活してきた彼らにとっては、もはや現在の環境破壊下では存続するのが難しいのはうなずけます。
私を含めたミュータント(文明に埋もれている現代人)に彼らを止める権利も義務もありません。なぜなら、ミュータント達が、文明発達のために、地球を切り刻んできたわけですから・・。
私たちは、個としての自分も持ちつつ、宇宙全体にも関与している存在。
タンマヤの言うように、最後は、自分のハートを開いて、瞬間瞬間を感じて味わい、浮遊しつづけていることこそが、宇宙と一体化して流れに乗ることなのかもしれません。
外側で起こっていることに対して、何一つ抵抗できないとすれば、ただ、今、この瞬間を感じつづけていれば、自動的にいくべきところに漂流していくのでしょうね、きっと。
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