FESのインテンシブセミナーに参加してきました!
6月21日~28日にかけての8日間、アメリカ・カルフォルニアのシエラ・ネバタ山脈の麓にあるFESの本部であるテラフローラにて、FESの創始者である、リチャード・キャッツ氏(以下、リチャード)&パトリシア・カミンスキー(以下、パトリシア)によるインテンシブセミナーに参加してきました。
”テラ(地球)フローラ(花)”と名づけられた東京ドーム位ある広大なガーデン内では、バイオダイナミック農法の有機ガーデンや、池や散歩道が設置されていて、その中に今回セミナーを受けたセミナーハウス兼リチャード&パトリシアの自宅もあります。
またFESのオフィス本部もあり、ここから世界各地に出荷されています。
とにかく初日に初めてガーデンに入った瞬間、時差ボケの頭をすっとぱしてハートがものすごく熱くなり、花たちに歓迎されている祝福のエネルギーが一気に押し寄せてきて涙があふれそうになりました!
そのくらい、とにかく自然と人間が完全に調和している場所なのです。
セミナーは毎朝8時からガーデン内にある植物観察から始まります。
広大な敷地内を散歩しながら、夫々の花の特性や育ち方、霊的な意味にいたるまでリチャードとパトリシアが詳しく説明してくれます。
そして何より驚いたのは、この広大な敷地内で一つとして枯れている植物がないということです!
・・・パトリシア曰く、
「植物を愛すれば愛するほど、自分の魂の一部となって、ヒーリングに役立てることができる。
植物に献身的になり、愛情を注ぐことにより、人間の魂にも変容をもたらすことができる」
という言葉を彼女はきちんと実践しているのです。
そして、午後からは8角形のセミナールームで、FESの独自のシステムである 「魂のメタフローラレベル」の勉強です。
FESでは、魂の変容段階を8つに分類しています。
<魂のマンダラ>
・メタレベル1 感情の器を広げる
・メタレベル2 肉体を魂のホーム(我が住まい)として培う
・メタレベル3 学び、成長、変革の意識を育む
・メタレベル4 人生の目的を見つける、社会生活と奉仕
・メタレベル5 魂に聖杯を抱く、繊細さと芸術性、個人的人間関係
・メタレベル6 陰の認識、カルマと変容、死と対面する
・メタレベル7 スピリチュアルな自己を育む、トランスパーソナル的な気づき
・メタレベル8 自然界との結びつきを育てる、地球を生きた生命体として認識する
FESでは魂の変容をアルケミー(錬金術)的な視点でとらえているのが特徴といえるでしょう。
この地球という制限だらけの惑星の中で、いかに魂が肉体という限られた神殿の中で、全ての対照的な二極性を統合していくか、というプロセスそのものが魂の錬金術と考えられています。
「ひとは霊的な体験をする存在なのではなく
人間体験する霊的存在なのです。」 ティラルド・ド・シャルダン
ですから、魂は、肉体レベルでの、快感と苦痛、感情レベルでの、喜びと失意、霊性レベルでの、愛と恐れ、それらの光と闇の全てを味わい、体験するために、この惑星に転生してきたのです。
但し、レベル8まで到達したからといって、それで終わりという訳ではなく、もう一段階ステージが上がって、新たなレベルでのアルケミーが始まるそうです。
つまり、魂の変容には終わりがないということですね。。
そして、4日目には1日かけて、近くの国立公園にフィールドトリップに出かけました。
そこには、テラフローラでは観ることのできない植物が沢山咲いていました。
いずれも高度が高いため、とても小さな花たちばかりでしたが、それでも可憐に強く咲き誇っていました。パトリシアが、「ここは本当に地上の天国だわ」と言った言葉に皆が深くうなずいていました。
そして、ここからはちょっとした個人的な出来事ですが、夢のようなフィールドトリップから帰ってきたその夜、あまりの素晴らしさの余韻のせいか、何故か気分が高揚していてなかなか寝付けませんでした。
すると、やっと寝付いたかと思うと、今まで見たことのない悪夢が次から次へと襲ってきました。
1時間毎に冷や汗と共に起きる始末で、まるで一晩で一生分の悪夢を見せられたかのようでした。
げっそりしながら、次の日の授業に参加すると、ちょうどメタレベル6の「陰の認識、カルマと変容」の日だったのです!
その夢の内容は、明らかに今生で体験したことのないグロテスクなものばかりだったのですが、
どうやら、前日の何かのお花に反応して、私の過去生のトラウマが夢を通して一気に噴出したのでした。
・・・「夢は魂からの声」であるというパトリシアの言葉を痛感させられた出来事でした。
おそらく、前日の天国から一転して地獄のような悪夢を体験させることによって、私の魂は二極性を統合させたかったのでしょうか・・?(苦笑)。(しかし、もっとお手柔らかな方法でお願いしたいものです!)
でも、その過去生の闇を一気に見せられたおかげで、次の日はかなりスッキリした気分を迎えることができました。
また、このメタレベル6において、魂の土台をしっかりと作っておかないと、レベル7以上に進むことはできないそうなので、やはり自分の中の闇やカルマをしっかり見つめて統合していくことは必須といえるでしょう。
そして、このままずっとここに住み着きたい!という儚い夢も叶わずして、いよいよ最終日が訪れました。
最終日はフェアウェルパーティーをガーデン内で開催し、ハープとバイオリン奏者の演奏を聴きながら、
ガーデン内で取れたお野菜を使ったオーガニックフードに舌鼓していると、沢山のハミングバードが集まってきました。あまりのかわいさに、そっと近づいていって、恐る恐る頭をなでてみました。
すると微動谷せず、ずっとそこにたたずんでいるではないですか!
鳥たちも、ここは絶対に平和で安全な場所である、ということをわかっているようでした・・。
・・アセンションとは、”地球と同調して生きること”、と言われていますが、 まさにそれを具現化している場所、それがテラフローラでした。
但し、彼らもここまでくるのに25年かかったと言っていたとおり、
魂の変容の道は地道な道といえそうです。
しかし、同じ地球上で、地上の楽園を確かに実現化している人がいて、場所がある、ということがわかっただけでも、私自身の今後の人生の大きな励みとなったことはいうまでもありません。
テラフローラとパトリシア&リチャードに感謝!です。