発信源=自分?!

2003年7月26日

うちのサロンにカウンセリングに来られる方で一番多い悩みというのは、やはり「人間関係」ですね。それもダントツで会社や職場での人間関係の悩みが多いです。20歳過ぎて大人になっても、人付き合いが苦手、組織の中にいるとどうしても周囲との違和感を感じる人というのは、往々にして幼児期になんらかの機能不全家族(アダルトチルドレン)の中で育った人が多いのですが、大人になってしまった今、それを嘆いていても仕方がありません。それじゃあ、どうすれば少しでも楽になるかというと、私の愛読書である「あるがままに生きる」(足立幸子著)の中では、こう書かれています。
「基本的にはこういうことなのです。全てのものは、みんな波動を出しています。そうしますと自分から出ている波動と同じ波動のものが同調して、自分の方に引き寄せられるわけです。こういうことで、「自分に出来ないことが来るはずがない」と言っているのですね。自分の器に相応しいものしか、来れないのです。ですから、何か思った瞬間に、その内容の波動が出るのです。自分から出た波動と同じ波動のものを同調して引き寄せるのですから、これがわかりますと、否定的なことは恐くていっさい思えなくなりますね。よく「私はこの頃良いことが全然ない」とおっしゃる方がおられるのですが、これはご自分がそういう波動を出しておられるから、同じ波動の状況を引きよせているだけですので、いっさい人のせいには出来ないわけです。勝手に向こうから悪いことが来るように言われる方が多いのですが、とんでもない話で、全部ご自分の責任です。<中略>
ですから回りにおられる方は、全員ご自分の鏡です。その方達は、ご自分の中にあるものと同じものを必ず持っておられるから、側にいらっしゃるわけです。家族でも、友人でも、社員でもそうです。ご自分と同じ波動を必ず持っている人が寄って来るのですから、周りの人は全員ご自分の鏡なのですね。このように、自分から出ている波動と同じものを引き寄せているのですから、世の中で起こることは全部自分のせいで、いっさい人のせいには出来ないということです。」
また今大活躍中の江原啓之氏の「スピリチュアル生活12ヶ月」の中にもこうかかれています。
「苦手な人ばかりが自分の周囲にいるときは、自分がそういう相手を引き寄せているのです。今の会社にいる間に自分自身の波長を変えなければ、どこへ行っても同じように人間関係で苦しむでしょう。だから、人間関係が原因で辞めたいと思っている場合は、ぎりぎりまでがんばって、我慢してみてください。できるだけ自分の波長を変えるよう努力して、一つの結果が、出るまで待ってみましょう。自分の波長が変われば、人間関係が変わります。苦手だった人が異動するなど、いろいろな変化がでてくるのです。私は13年間カウンセリングを続けてきましたが、100%の人にそれがいえます。実証されているのです。」
とあります。お二人とも言い方は違えども、言ってる内容は全く同じですね。もちろん他にも全く同じことが書かれている本は沢山あります。もちろんだからといって、それらが真実かといえば人それぞれの考え方や受け止め方があるとは思いますが、私はこのお二方の考えを受け入れて損はないと思います。全ては自分が出している波長or波動に共鳴して人もモノも寄ってくると考えるだけでかなり楽になれるからです。人に目を向ける前に、まず自分自身をよく見つめると、おのずと答えが見えてきたりするので、自分自身も発信源であるということをいつも心の中にとどめておくといいかもしれませんね。

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