スピリチュアルとの上手なつきあい方
最近にわかスピリチュアルブームのような気がします。本屋では江原啓之さんや美輪明宏さんの本が平積みされ、某有名女性誌でもスピリチュアル人生相談なんぞもよく見かけたりします。うちのサロンでもフラワーエッセンスを取り扱っているので他のアロマサロンよりはちょっぴりスピリチュアルチックな部分もあります。確かに、スピリチュアル系の本ってほんと面白い。すいすい読めるし、自分が長年悩んでいたようなことが、たった1冊の本を読んだだけであっという間に解決するときもあります。ただ「前世」とか「輪廻転生」等を前提とした世界なので、最初はちょっとうさんくさいと思ったり(!?)、抵抗がある人もいるかもしれません。でも、どんなにうさんくさかろうが(笑)、科学で証明されてなくても、それで苦しんでる人の悩みが解決できるならそれに越したことはないと思っています。そうした意味で、時にスピリチュアルな思想というのはとても問題解決に役立つことが多々あります。私はとにかくクライアントの問題を解決するのが何よりも先決だと思っていますので、その手段の一つとしてスピリチュアルな思想を活用するのは価値があると思っています。ただ気をつけなければいけないのは、それに依存してどっぷりつかって現実逃避するのではなく、あくまでも問題解決の1つの手段として上手に利用するということです。確かに、スピリチュアル系の本は面白いし、サうした神秘的な世界は誰もが気になることだったりもします。でもどんなに頭の中はスピリチュアルな世界にひたっても、体は現実社会でしっかりと地に足をつけて生きていかなければいけないのですから、自分の中の沢山ある知識の引き出しのうちのひとつとしてスピリチュアルな思想も入れておいてあげるのがいいと思います。そして必要なときにはさっと取り出して、用が済んだらすぐしまう(笑)、くらいのスタンスが一番いいのではないでしょうか。