メディスンマンにみる原点回帰
8月はお盆があったこともあり、私の中でのテーマは「原点回帰」。
その中でも8月15日にアメリカのネイティブインディアンのラコタ族のメディスンマンである「アイアンイーグル」のお茶会に参加したことが大きい出来事でした。
メディスンマンというのは、一般的には、シャーマンとかヒーラーとも言われるようですが、本物のメディスンマンというのは、自分で名乗らず、人に癒し与えるというよりは、地球とのつながりの感覚を失いバランスを崩している人に、そのつながりを取り戻すための手助け(ガイドや祈りで)をする人のことだそうです。。
今回、日本に初来日したラコタ族とは、サウスダコタに住むネイティブアメリカンで、他には、ホピ族、ズニ族、ナヴァホ族、チェロキー族などいろいろな部族がいます。
彼らはアメリカの先住民族で、ハワイではカフナ、オーストラリアではアボリジニ、日本ではアイヌと呼ばれる民族です。
今回来日したのは、先祖代々からメディスンマンとしての血を受け継ぐラコタ族の「アイアンイーグル」。
生粋のネイティブインディアンであり、本物のメディスンマンです。
私は、会う前までは、勝手にインディアンだから頭に羽をさしていて、民族衣装を着ているのだろうと思っていましたが、この日はTシャツにジーンズ、という至ってラフな服装でした(笑)。
2時間のお茶会では、自由に質疑応答できるチャンスもあったので、ここぞとばかりに「2012年以降の地球の今後の変容について教えて下さい」と、直接質問することができました!
すると、彼は、こう答えました。
「先祖代々から受け継がれている予言によると、その日がくると太陽が青くなり、真っ暗闇になる。
自分たちは、4日間、食糧を持って、地底に隠れる。そして、極少数(fewと言ってました)の人たちだけが、新しい地球の住民となる。そこは、平和で戦争がない天国のような星となる。」
ん~、やっぱり日月神示と全く同じ!!
「そのためには、自分以上に他人に対して、もっと思いやりの心を持って兄弟のように接して下さい。」
「4つのエレメント(水・風・土・火」ともっと仲良くして下さい」
などなど、素敵なメッセージを頂くことができました。。
これは現代人にとっての警鐘ともいえるでしょう。
電子機器の発達で、人と人とのコミュニケーションは希薄な状態で、人々は都心に集まり、自然に触れる機会もない状態。これでは、気がおかしくなる人が増えて当然ですね。
アイアンイーグルの言葉は飾り気がなくて、至ってシンプル。
そんな100%純粋無垢な彼らを前にして、実は、最も簡単なことが、全然できていない自分を見せつけられたような気がしました。
「心配しないで、もっと人生を楽しむように」
彼らは、決して言葉が巧みではないですが、一つ一つの言葉が、真理の反映であり、心に突き刺さりました。
今、世界中のネイティブ達がどんどん住処を奪われ、その数も減りつつあります。
ですが、彼らの持っている叡智こそ、本当は、末代に受け継ぐべきこと。
実は、フラワーエッセンスのプロデューサーのほとんどが、その土地に伝わるネイティブの言い伝えを
重要視しています。
古来、ネイティブたちは、生きるための最高の薬は自然の中にある、ということを知っていました。
そうしたネイティブたちの知恵の数々。人生に何かが欠けていると思ったら自然に帰り、自然の力を受けることを説く。本質はシンプルで、原点にあり。
全ての答えは、自分の中にあり、そして自然のなかにある。
この時代にこの惑星で、今の自分の先祖や、今の家族を選んで生まれてきたのかを考えることが、ひょっとしたら、自分が今ここにいる意味を知る大きなヒントになるかもしれません。
彼らは、その場で考えながらお話をするので、時々話につまって沈黙したり、言いたいことを忘れたりするのですが(笑)、それもまた、全く飾らない、気取らない、自然体なありのままの姿。
他人に批判される恐れが全くなければ、100%ありのままの自分をさらけ出しても恐れることはないのです。
もしかしたら現代人は、カッコつけすぎ、なのかもしれません。
そして、余計な知識も、つけすぎ、なのかも。
だから、今は浄化の時代。
今までつけてきた余計なものをそぎ落とす時代。
今回、ホンモノに会って、もっとシンプルになってもいいんだ、と何だか自分の力も抜けたのでした。
そして、これからは人種や宗教を超えた一つの時代になっていきます。
メディスンマンは世界中に石をばらまいて、戻ってきた石からの情報で世界各国の情報をリサーチしていたそうです。
そして、これから、いよいよ根源神への回帰の時代になっていくことでしょう。
<ブログ:根源神への回帰 http://www.salon-angeli.com/hitorigoto/archives/270.html>